鶴峰賞の概要
鶴峰賞は在日同胞の実業家であった故 鶴峰 李基鶴先生(1928~2012)の哲学と理念を称え、その大切な想いを継承するためにつくられた賞です。また、生きる分かち合いの人生を追求しながら、差別のない社会、機会の均等、人間の尊厳を何よりも大切にした鶴峰先生の意を受けて創設されました。ソウル大学法科大学主管で鶴峰賞は論文・論壇部門、法学論文部門、メディア報道部門に分けて、毎年一回授賞式が開かれています。ソウル大学日本研究所では毎年日韓関係に関するメディア報道部門の受賞者を推薦しています。
メディア報道部門 |
“日韓関係” |
大賞 |
賞金 1,000万ウォン |
1件 |
優秀賞 |
賞金 500万ウォン |
○件 |
受賞内容
回 |
賞 |
受賞者 |
対象報道名 |
閲覧リンク |
第6回 (2021年) |
特別賞 |
堀山明子(毎日新聞ソウル支局長) |
毎日新聞 "慰安婦問題 30年の日本外交 名誉回復の原点に返って” |
原文 翻訳文 |
第7回 (2022年) |
大賞 |
朴宗彦 記者(マインドポスト) |
弱さの連帯で日韓関係を再設計する [日韓関係 企画記事] |
原文 |
優秀賞 |
徐台教 記者(ニュースタンス/The New Stance) |
「日本」に自意識過剰、韓国大統領選を報じる日本メディアの姿勢に疑問 (2021年 10月 12日付け) 以外に鶴峰賞対象期間(2021年 9月 1日 ~ 2022年 8月 31日)内 日韓関係関連ニュースタンス及びYahoo! JAPAN寄稿記事 |
原文 |
第8回 (2022年) |
大賞 |
成川 彩 (コラムニスト、東国大学日本研究所研究員) |
中央サンデーの「成川 彩の「日本を見抜く」」、リーダーズプリズム寄稿など鶴峰賞対象期間(2022. 9. 1. ~ 2023. 8. 31.)内の日韓関係関連寄稿記事 |
原文 |
優秀賞 |
洪スヒョン, 金スンボン (済州MBC取材記者/映像記者) |
[連続企画] 済州-大阪連絡船就航100年(全8便)(初回報道時点 2023. 6. 5.) |
原文 |
受賞講演
1) 第7回鶴峰賞メディア報道部門受賞記念講演会
- -日時:2023年3月17日(金)16:00~18:00
- -場所:鄭信永基金会館
- -主催:ソウル大学日本研究所
2) 第8回鶴峰賞メディア報道部門受賞記念講演会
- -日時:2024年3月15日(金)15:00~17:00
- -場所:ソウル大学国際大学院(140棟) GLルーム
- -主催:ソウル大学日本研究所
公募内容
1. 公募対象
- (1)前年1月1日から該当年度8月31日まで韓国国内で印刷媒体、インターネット、放送で発表された「日韓関係」をテーマにした報道。
- (2)シリーズ報道の場合、該当年度8月31日以前に第1回が発表されなければならず、同年9月30日まで最終回の報道が完了しなければならない。
- (3)本メディア報道部門鶴峰賞受賞時、ソウル大学法科大学(鶴峰賞運営委員会)が管理するウェブサイトに内容を掲載することが可能でなければならない。
- (4)対象報道には記事、放送報道の他に外部人事コラム、報道ドキュメンタリーなども含まれるが、出版書籍及び映画メディアは対象ではない。
2. 応募資格
新聞、放送、通信、インターネット、時事雑誌など、ジャーナリストやジャーナリスト、独立して活動するジャーナリスト。報道機関、団体、部署、ジャーナリストの個人など、どんなものでも応募が可能であるが、受賞時、当該報道が上記公募対象3)項の要件を満たさなければならない。
3. 審査基準
- (1)主題に対する問題意識、アプローチの独創性および論理性。
- (2)情報の正確性と現状分析の客観性、妥当性、新たな視点の提供
- (3)主張や提案の現実性と効用性。
- (4)公正性を保つために、審査は、外部人事を委員長とし、関連分野の人事を委員とする審査委員会を別途構成して施行する。
4. 主催
- -主催:ソウル大学 法学専門大学院(鶴峰賞運営委員会)
- -後援:財団法人 鶴峰奨学会
- -メディア報道部門協賛:ソウル大学日本研究所
5. お問い合わせ
- -E-mail : hakbongprize@snu.ac.kr
- -郵便:08826、ソウル特別市冠岳区冠岳路1ソウル大学17棟207号 ソウル大学 法科大学/法科専門大学院 鶴峰賞運営委員会事務局
- -電話 : 02) 880-6866
- -ホームページ : http://law.snu.ac.kr/hb_award/