日本研究所では日本と係わる人文学 • 社会科学分野の研究を支援することで総合的で体系的な日本研究の土台を確立し、ソウル大学校の専門的な日本研究の力量の向上に寄与する一方で、国内外の日本関連研究者との共同研究と学術交流を支えるために共同研究チームや個人研究者を支援しております。
特に共同研究は研究責任者をソウル大学校所属専任教員に限定した一方で、共同研究員を外部研究者も参加できるようにし、学際間の研究を通じて多様なテーマを発掘することができるようにし、単独研究に対しては2008年度からサポート対象をソウル大学校所属専任教員で研究所所属研究員及び非常勤講師にまで拡大することで新人研究者に対する支援も強化しました。
日本研究所の研究支援に対する基本方針は下記の通りです。
区分 | 研究課題名 | 研究責任者 | 研究期間 |
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共同研究 | 「再基地化」する沖縄の生活安保の脅威と地方政治動学 |
李政桓 (政治外交学部) |
2023.12.1. ~ 2024.11.30. |
単独研究 | 朝鮮半島の有事をめぐる日本国内の談論分析: 1968年プエブロ号事件と1983年ラングーン事件を中心に |
カン・ヨリン (国際問題研究所) |
2023.12.1. ~ 2024.11.30. |
区分 | 研究課題名 | 研究責任者 | 研究期間 |
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共同研究 |
雇用不安定を克服:日本と韓国の労働者協同組合の差別的な成長パターン
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金俊基 (ソウル大学行政大学院) |
2022. 12. 1 - 2023. 11. 30. |
単独研究 | 日本憲法の緊急事態条項に対する国民の態度とその決定要因 | 岩崎将基 (ソウル大学法学専門大学院) |
2022. 12. 1 - 2023. 11. 30. |
単独研究 | 日本式「包括的開発」の植民主義遺産:久保田豊の開発途上国インフラプロジェクトのための'財閥'政治工学 | 金泰均 (ソウル大学国際大学院) |
2022. 12. 1 - 2023. 11. 30. |
単独研究 | 人口減少、都市の衰退、地方の消滅と日本の都市のスマートアーバニズムの代替案 | 金テヒョン (ソウル大学国際大学院) |
2022. 12. 1 - 2023. 11. 30. |
区分 | 研究課題名 | 研究責任者 | 研究期間 |
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共同研究 | 近代日本の外地ツーリズムの展開と植民地都市-臺北·京城·新京 |
金白永 |
2021.12.20 ~ 2022.12.19 |
単独研究 | 鈴木春信の「婚礼錦貞女車」に見られる江戸時代の結婚風俗の消費文化的特徴 |
金ジョンヒ |
2021.12.20 ~ 2022.12.19 |
単独研究 | 日韓の若者家族の価値を比較 |
笹野美佐恵 |
2021.12.20 ~ 2022.12.19 |
区分 | 研究課題名 | 研究責任者 | 研究期間 |
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共同研究 | 近代日本宗教学の胎動と分岐:井上哲次郎(1856-1944)と後継者 | イ・ヨンスン | 2020.11.1. ~ 2020.10.30. |
単独研究 | 日本の国際司法裁判所の裁判手続参加について | イ・ジェミン | 2020.11.1. ~ 2020.10.30. |
区分 | 研究課題名 | 研究責任者 | 研究期間 |
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共同研究 | 近代日本の代議政体構想と翻訳の政治 | キム・ボムス | 2019.12.1. ~ 2020.11.30 |
区分 | 研究課題名 | 研究責任者 | 研究期間 |
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共同研究 | 近代日本の學知と漢学の再編 | 梁一模 | 2018.7.1. ~ 2019.6.30 |
区分 | 研究課題名 | 研究責任者 | 研究期間 |
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単独研究 | オールドカマーとニューカマーの間で:1960 ~ 80年代の日本で結婚移住韓国女性の統合と排除 | 池恩叔 | 2017.7.1 ~ 2018.6.30 |
共同研究 | 日本の裁判員制度の研究:韓国、台湾との比較 | ハン・インソプ | 2017.7.1 ~ 2018.6.30 |
区分 | 研究課題名 | 研究責任者 | 研究期間 |
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共同研究 | 日本文学と韓国文学における「戦後」概念とその構造 | パン・ミンホ | 2014.7.1 ~ 2015.6.30 |
単独研究 | 文学作品に見る日本の中世過度期に関する研究 ―『増鏡』の3人の天皇(後堀河・四条・後嵯峨)に関する叙述― | さいとうあゆみ | 2014.7.1 ~ 2015.6.30 |
単独研究 | 縮小志向の詩学と拡張志向の詩学: 俳句と詩調の形式の比較分析 | チャン・キョンリョル | 2014.7.1 ~ 2015.6.30 |
学位論文出版支援 (韓国語出版) |
日本の現代美術に現れるサブカルチャーの影響 | チョン・シンヨン | 2014.7.1 ~ 2014.10.30 |
区分 | 研究課題名 | 研究責任者 | 研究期間 |
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単独研究 | &『植民地の女性』と『帝国の主婦』ー1910年代「朝鮮公論」と「朝鮮と満州」を通して見た植民地朝鮮の日本人社会のジェンダー政治ー | クォン・スギン | 2013.11 ~ 2014.6 |
単独研究 | 1964年東京オリンピックと都市改造 | キム・ウネ | 2013.11 ~ 2014.6 |
単独研究 | 太平洋問題調査会(IPR)と帝国日本の農政ー農村調査の概念、範疇、結果を中心にー | キム・インス | 2013.11 ~ 2014.6 |
単独研究 | アジア・太平洋戦争期の日本の岡倉天心への再照明 | キム・ヨンチョル | 2013.11 ~ 2014.6 |
単独研究 | 『底線量被爆地帶』における生活の様式 ー3.11東日本大震災以後の日常生活の変化に対する災難人類学的研究ー | イ・カンウォン | 2013.11 ~ 2014.6 |
区分 | 研究課題名 | 研究責任者 | 研究期間 |
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共同研究 | 日本「国家機構」の変化と連続性、1945-2012 | オム・ソクチン(責任) | 2012.7 ~ 2013.6 |
共同研究 | 日本市場内ヘッジファンドの株主行動主義の結果と教訓 | チェ・ヒサン(責任) | 2012.7 ~ 2013.6 |
単独研究 | 16世紀日本におけるイエス受難と鞭打苦行 | シン・チュンヒョン | 2012.7 ~ 2013.6 |
単独研究 | 破局以降を生き残る:3・11東北大地震以降の日本社会における死と哀悼の問題に対する人類学的考察 | イ・ヨンジン | 2012.7 ~ 2013.6 |
コロキウム | 『思想の科学』を通じた現代日本の理解 | 張寅性(チャン・インソン) | 2012.7 ~ 2013.6 |
コロキウム | 吉田茂書簡の研究と戦後史 | 朴薰(パク・フン) | 2012.7 ~ 2013.6 |
区分 | 研究課題名 | 研究責任者 | 研究期間 |
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共同研究 | 脱経済ライティングと脱民族史学:多和田葉子を中心に | チェ・ユニョン(責任) | 2011.7 ~ 2012.6 |
単独研究 | 外国人増加に対する日本人の認識と規定要因分析 | 金範洙(キム・ポムス) | 2011.7 ~ 2012.6 |
単独研究 | 日本の中等教育に対する研究 | 朴志煥(パク・チファン) | 2011.7 ~ 2012.6 |
単独研究 | 征虎記を通じて見た植民地時代における日本人のトラ狩り | 李銀玉(イ・ウノク) | 2011.7 ~ 2012.6 |
区分 | 研究課題名 | 研究責任者 | 研究期間 |
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共同研究 | 日本民主党の内部力学の変化と対外政策の造成 | 朴喆煕(パク・チョルヒ) | 2010.7 ~ 2011.6 |
学位論文出版支援 | 現代日本の宝くじ改革と地方経済構造の分化 | イ・チョンファン | 2010.7 ~ 2011.6 |
単独研究 (5件) |
近世日本における대공서を通じた建築情報の普及と景観の制作 | イ・チョンファン | 2010.7 ~ 2011.6 |
普天間基地返還問題と米日安保体制の再認識 | 陳泌秀(チン・ピルス) | 2010.7 ~ 2011.6 | |
日本中世王権と織豊政権 | パク・スチョル | 2010.7 ~ 2011.6 | |
明治維新と「儒教的政治文化」 | 朴薰(パク・フン) | 2010.7 ~ 2011.6 | |
日本の軍事戦略と現代の経営戦略 | 文輝昌(ムン・フィチャン) | 2010.7 ~ 2011.6 |
区分 | 研究課題名 | 研究責任者 | 研究期間 |
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単独研究 (4件) |
帝国日本と植民地朝鮮の音楽政策に関する研究1: 国民国家と国民皆唱運動を中心に |
イ・チソン | 2009.7 ~ 2010.6 |
日本移住女性の政策と生活: 京都の在日コリアン1世居住地域を中心に |
イ・チョンウン | 2009.7 ~ 2010.6 | |
認識の境界と生の境界で: 黒澤明と芥川龍之介の「羅生門」が意味するところ |
チャン・キョンリョル | 2009.7 ~ 2010.6 | |
明治日本の近代的西洋医師の制度化: 朝鮮との比較的観点から |
キム・オクジュ | 2009.7 ~ 2010.6 |
区分 | 研究課題名 | 研究責任者 | 研究期間 |
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共同研究 | 日本の軍事都市の戦争の記憶とその東アジア的脈絡 | チョン・グンシク(責任) | 2008.7 ~ 2009.6 |
単独研究 (4건) |
占領期駐日米軍の朝鮮人帰還政策と日本人引揚政策 | チョン・ヨンオク | 2008.7 ~ 2009.6 |
朝鮮通信使を通じて見た韓日文化交流のさまざまな側面 | ソン・チオン | 2008.7 ~ 2009.6 | |
帝国の伝播ネットワークと植民地朝鮮の自己表象 | ソ・チェギル | 2008.7 ~ 2009.6 | |
ナチスドイツと日本帝国の音楽文化交流に関する研究 | 李京粉(イ・キョンブン) | 2008.7 ~ 2009.6 | |
啓蒙と現場の文化人類学者:西村眞次 | チョン・キョンス | 2008.7 ~ 2009.6 | |
日帝下朝鮮総督府と台湾総督府の初期財政政策の比較研究 | ムン・ミョンギ | 2008.7 ~ 2009.6 |
区分 | 研究課題名 | 研究責任者 | 研究期間 |
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共同研究 (2件) |
戦後日本の表象と保守主義 | 張寅性(チャン・インソン)(責任)、權泰檍(クォン・テオク)、徐東周(ソ・トンジュ)、韓程善(ハン・チョンソン)、イム・ソンモ、キム・テウン、キム・ボムス | 2007.7 ~ 2008.6 |
多文化日本とアイデンティティ政治 | 權肅寅(クォン・スギン)(責任)、韓榮恵(ハン・ヨンヘ)、金白永(キム・ペギョン)、趙アラ(チョ・アラ)、シン・キヨン | 2007.7 ~ 2008.6 | |
単独研究 (3件) |
1910年代日帝の朝鮮同化論と同化政策 | 權泰檍(クォン・テオク) | 2007.9 ~ 2008.6 |
中国の浮上と中日関係の構造的変化 | 張達重(チャン・タルジュン) | 2007.9 ~ 2008.6 | |
在日韓国人ニューカマー研究 | 丁振聲(チョン・チンソン) | 2007.9 ~ 2008.6 |