ソウル大学日本研究所は「日本診断セミナー」シリーズを通して、現代日本と関連した争点と懸案について検討し、これを土台に日本の姿を客観的に診断し、評価する場を設けています。 現代日本のさまざまな生活の現場を立体的な視覚で分析し、展望しようと試みています。 このセミナーには日本研究所の関係者はもちろん、学部生、大学院生、教授、職員らをはじめ、ソウル大学学内構成員、さらに関心のある外部の方々が自由に参加していただけます。 このセミナーへの皆様のご参加をお待ちしております。
*テーマ : Activist Culture in Post-3.11 Japan - A Perspective from Social Movement History
*発表者 : 小川 晃弘 (OGAWA Akihiro / University of Melbourne)
*日 時 : 2016年 4月 29日(金) 16:30-18:00
*場 所 : ソウル大学国際大学院 (140棟) GL Room
*主 催 : ソウル大学日本研究所
*言 語 : 英語 (English)
発表者の略歴
現メルボルン大学アジア研究所日本学教授。 元共同通信記者。 2004年コーネル大学で博士号取得後、ハーバード大学日米関係プログラム研究員、ストックホルム大学教授歴任。社会人類学者として、主要研究領域は日本の市民社会、社会運動、政治、平和、安保、教育、エネルギー。 最近の研究である'New Energy Culture:Lessons for a Post-Fukushima Japan'では一般市民が3.11の教訓をどのように自然災害回復向上に向けた再生可能エネルギープロジェクトと解釈しているかを取り上げている。主要著書としては、'The Failure of Civil Society?:The Third Sector and the State in Contemporary Japan(2009)'と'Lifelong Learning in Neoliberal Japan:Risk、Knowledge、and Community(2015)'があり、2010年日本NPO研究協会図書賞受賞。
お問い合わせ : ソウル大学日本研究所事務室 (880-8503 / ijs@snu.ac.kr)