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[12/14] 政治と外交研究室ワークショップ

2015-12-14l 検索件数 3521



<政治と外交研究室ワークショップ>
日本保守化の表象と政治社会的実相

 

研究概要:

政治と外交研究室の3段階企画研究は、日本政治の保守化について本格的に取り上げる。この時期の日本政治の保守化の表象と実体を区別しながらも、同時に明確に表現することに留意する。共同研究を進めるにあたって、執筆陣間で次のような点に留意し、これについて共有する必要がある。 第一に、右翼と保守は区別されなければならないという点だ。 本企画研究は、右翼を扱うのではなく、保守や右翼の境界を意識し、保守を中心に扱う。 第二に、表象と政策を区分して扱う必要があるという点だ。本企画研究の内容においては、大きく表象を扱うマクロ政治学と政策を扱うミクロ政治学に分けられる。第三に、日本の現状は歴史的産物でありながらも、現在の状況がかなり長く続くものと予想される。従って、本研究はこのような現状が、一方で本来日本政治の中心が保守に偏っていた構図の延長に立っていながら、他方では、現在の日本政治が、過去の保守政治と異なる段階に進入し、良質転化を起こしているとみて、その具体的な例証を追及し、その意味を把握しようとする。

さらに、本企画研究は、日本政治における保守化を「生活世界における争闘」で明らかにし、それが日本の長期的な構造変動において、どのような意味を持つのかを分析することを目標とする。本研究は2部で構成されており、1部は2014-15年、2部は2016-17年を研究期間とする。

 

 

*日時 : 2015年 12月 14日(月) 午後 1:00-6:30

*場所 : ソウル大学国際大学院 GLルーム

 

 

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