[10/22開催] <"archival activism"の実践でみる全共闘運動: 日本大闘争の"ミニコミ">

2024-10-16l 検索件数 160


 

ソウル大学日本研究所は、日本の政治、経済、社会文化、芸術全般にわたる様々なテーマで、韓国と日本だけでなく、ヨーロッパとアメリカ、日本の専門家を招待し、日本語、韓国語、英語でセミナーを開催しております。

 

今回の289回日本専門家招待セミナーは「"archival activism"の実践でみる全共闘運動: 日本大闘争の"ミニコミ"」というテーマで開催いたしますので、関心のある方々のご参加をお待ちしております。

*今回のセミナーはハイブリッド開催(オフライン/オンライン)で行います。

 

日時:2024年10月22日(火曜日)12:00 - 14:00(セミナーは12時半から開催)

場所:ソウル国際大学院(140棟)2階GLルーム/ ZOOMによるオンライン開催

オンライン出席者の場合は、プログラムの時間に合わせて下記のIDやリンクからアクセスしてください。
ZOOM ID: 583289 8745
リンク:https://snu-ac-kr.zoom.us/j/5832898745

 

講師:趙沼振(淑明女子大学日本学科目講師)

タイトル:"archival activism"の実践でみる全共闘運動: 日本大闘争の"ミニコミ"

1960年代後半、日本大学は日本最大規模の総合大学で、当時数多くの在校生が東京中心部に集結し、日本の「1968年」時代を象徴する学生運動の風景を作り出した。1968年5月、日本大学理事会の約20億円にのぼる用途不明の資金が東京国税庁の告発で発覚し、日本大学の学生たちは私立大学の教育問題に対する反発と抵抗のために日本大学全共闘(全学共闘会議)を結成し闘争を始めた。日本大学は右翼思想団体及び校内体育会系サークルを動員して学生たちの校内活動を検閲し物理的暴力まで行使するなど、独特な背景を持っていた。 それにもかかわらず、日本大全共闘は自分たちの闘争を記録し、配信媒体としての「ミニコミ(ミニコミ、ミニコミュニケーション)」として制作した。 本発表では、日本大闘争の中で誕生した「ミニコミ」に注目し、これを通して日本大全共闘の「archival activism」の実践が始まった記録活動を検討していく。

 

言語:韓国語

 

お問い合わせ:ソウル大学日本研究所 行政室(880-8503 / ijs@snu.ac.kr)