2024-09-11l 検索件数 332
脱冷戦とグローバル化の時代30年が過ぎ、「地域」は再境界化の激変の中に立たされています。これに従い、「地域」を見つめる知識体系、つまり「地域研究」の内容と方法も境界を行き来しながら新たに構成されています。今まさに「ポスト地域研究」の時代が開かれているのです。
そんな中で「日本の未来」、「日本研究の未来」を探るため、開所20周年を迎えたソウル大学日本研究所が各分野の最前線で活躍する専門家を招待し、7回の講演シリーズを準備しました。
その6回目の講演として、松田利彦・日本国際文化研究センター副所長兼教授をお招きし、以下の通り講演を開催しますので、関心のある方々のご参加をお待ちしております。
日時:2024年9月24日(火)12:30-14:00
場所:ソウル大学国際大学院(140棟)2階GLルーム/ ZOOMによるハイブリッド開催
オンライン出席者の場合は、プログラムの時間に合わせて下記のIDやリンクからアクセスしてください。
ZOOM ID: 583289 8745
リンク:https://snu-ac-kr.zoom.us/j/5832898745
事前予約なしにどなたでもご参加可能です。
午後12時から昼食をご提供します。(数に限りがありますので、なくなり次第終了とさせていただきます。)
発表者:松田利彦(日本国際文化研究センター副所長兼教授)
題目:「国際日本研究」を考える―日文研の「国際日本研究」コンソーシアム事業を中心に
言語:韓国語
要旨:日本では2000年代に入り、「国際日本研究」を冠した研究所や大学院課程が相次いで生まれた。日文研は、こうした「国際日本研究」機関を横断的に連携する日本初の組織として、2017年「国際日本研究」コンソーシアムを結成した。ワークショップ開催や会員機関教員・大学院
生の国際的学会派遣、コンソーシアム会員機関教員との共同研究会等の事業を展開し、国内会員機関の数は約20に達している。また、2023年秋には、海外からの会員機関の募集を開始し、海外会員機関数も約40に達している。
「国際日本研究」コンソーシアムの結成背景と活動を紹介しながら、日文研のスタッフが「国際日本研究」をどのように考え、その裏にどのような悩みを抱えているかを語る場としたい。
お問い合わせ:日本研究所行政室(880-8503 / ijs@snu.ac.kr)