[11/29開催] 災害からの復興を考える

2022-11-23l 検索件数 890


研究所は、日本の政治経済社会文化芸術全般にわたる様々なテーマで、韓国と日本だけでなく、ヨーロッパとアメリカ、日本の専門家を招待し、日本語、英語でセミナーを開いています。今回の271回日本専門家招待セミナーは、「災害からの復興を考える」というテーマで進行するので、関心のある方々の多くの参加願います。

*今回のセミナーはオンラインでのみ行われます。

 

日時:2022年11月29日(火曜日)12:30 - 14:00

場所:ZOOMによるオンライン進行

ZOOM ID: 583 289 8745
https://snu-ac-kr.zoom.us/j/5832898745

 

講師:山泰幸(関西学院大学災害復興研究所所長)

タイトル:災害からの復興を考える

 

関西学院大学災害復興制度研究所は、1995年の阪神・淡路大震災の被災地にある大学の社会的責任から、10年後の2005年に設立された。自然災害の多い日本では、自然科学分野からの「防災」研究は盛んであるが、被災後の「復興」に関する人文社会科学的な研究は十分ではなく、当時としては最先端のテーマである「復興」を冠した日本初の研究所として出発し、新たな学問である「災害復興学」の構築に取り組んできた。発表者自身は、従来の土木工学的な「復興」概念に対して、「象徴的復興」という概念を提唱し、地域のシンボルである祭りの復活や文化遺産の再生、人々の復興感に形を与える「復興儀礼」の重要性を指摘し、実践的な研究を重ねてきた。本発表では、このような視点から、自然災害のみならず、事故や感染症を含む広く「災難」や「惨事」からの復興に関して、先日の梨泰院の惨事や日本の群衆事故も視野に入れて考えてみたい。

 

言語:日本語

 

お問い合わせ:日本研究所行政室(+82-2-880-8503 / ijs@snu.ac.kr)