[9/17] 韓国博物館100年の「趣向」と日本―帝室博物館コレクションを中心に―

2019-09-04l 検索件数 2235



日本研究所は、日本の政治経済、社会、文化、芸術全般にわたる多彩なテーマに韓国と日本だけでなく、欧州や米国からも日本の専門家らを招待し、日本語、韓国語、英語でセミナーを開いています。

2019年2学期2回目の学術行事である第237回日本専門家の招待セミナーの日程は下記の通りです。

 

韓国の国立中央博物館は2009年に成立100周年の記念行事を開催した。1909年に開設された皇室の帝室博物館を起源としているのである。この博物館は日本の植民地時代には李王家博物館ー李王家美術館、そして解放後には徳寿宮美術館(博物館)という名前で存続し、1969年にその所蔵品のすべてが国立博物館へと帰属されながら現在の国立博物館のコレクションの一つの軸を担っている
今回の発表では、帝室博物館の初期から解放以後現在に至るまで所蔵品及び展示の内容を日本との影響関係を念頭に置きながら長い歴史的な視点をもって観察する。異本の影響力から逃れきれなかった初期の博物館の特性はどのようなものでありそのコレクションが現在においてはどのような方式で解釈されているのか、韓国博物館が100年の屈曲した歴史を経る過程で所蔵品の解釈をどのように変化させてきたのかとうを見ていく。 

 

日時 : 2019年 9月 17日 (火曜日) 12:00 - 14:00 (講義開始 12:30)
場所 : 国際大学院(140棟) 102号室
講師 : 睦秀炫(モクスヒョン) ソウル大学美術大学講師
主題 : 韓国博物館100年の「趣向」と日本―帝室博物館コレクションを中心に―

言語 : 韓国語

お問い合わせ : 日本研究所事務室 (880-8503 / ijs@snu.ac.kr)